この記事をご覧頂いている方は、新宿区歌舞伎町で、店舗物件を借りて、キャバクラ・ラウンジ・ホストクラブ・ニューハーフクラブ等の社交飲食店 (接待行為を行う飲食店) を開業されようとする方だと思います。
そして、社交飲食店を始めるには、予め、公安委員会(警察署)に風俗営業許可申請をし、許可を得る必要がありますが、その申請を依頼する行政書士探しのため、この記事を検索されたことだと思います。
ここでは、そんな開業予定者の方向けに、風俗営業許可申請を依頼する行政書士の選び方を解説します。
(なお、ナイトクラブ等の特定遊興飲食店営業許可申請を依頼する行政書士を探しているという方も参考にしてください。)
目次 (クリック可能)
1,(結論)不動産業者・管理会社に紹介された行政書士を選ぼう
いきなり、結論ですが、一番良いのは、今回出店する店舗物件を契約した不動産業者さんから紹介された行政書士さんに依頼するのが良いと思います。
歌舞伎町の不動産業者の大半は、歌舞伎町の風俗営業許可申請(新宿警察署)に非常に慣れた行政書士と提携しており、物件を契約すると、大半のケースではその行政書士を紹介されます。
素直に、その行政書士さんに依頼するのが、失敗しない一番の近道です。
(理由1)風俗営業許可申請に慣れている
歌舞伎町の不動産業者さんから紹介される行政書士は、風俗営業許可申請に非常に慣れており、許可申請に失敗するということはまずありません。
不動産業者さんとしても、下手な行政書士を紹介して、許可がスムーズに下りないと、家賃のとりっぱぐれなどのリスクもあるため、確実に許可を取得してもらえる行政書士を紹介します。
(理由2)契約したビルや新宿警察署に慣れている
風俗営業許可に精通した行政書士であれば、慣れていない全く新しいビルや警察署であっても、もちろん対応できますが、慣れているビルや警察署であれば、よりスピーディーに申請できます。
その点、不動産業者さんから紹介される行政書士は、その物件(ビル)で以前も申請を行っており、構造設備に詳しく、申請が早いです。また、新宿警察署への申請も当然慣れております。
(理由3)不動産会社や大家さんとの連携が早い
風俗営業許可申請においては、「使用承諾書」という書類を大家さんから取得する必要があるのですが、不動産会社さんから紹介される行政書士は、その不動産会社や大家さんとも懇意なため、スムーズに取得することが可能です。
また、店舗設備に問題がある場合、直接話をしてもらうこともできます。
(懸念点1)報酬が高いんじゃないの?
ここで、一つ懸念点として、不動産会社経由の紹介だと、報酬が高いんじゃないの?と考えられる方もいると思います。
私が知っている歌舞伎町で不動産会社と提携している行政書士の中には、正直多少高い人もいますが、大半の行政書士は相場で報酬を請求しております。
これについては、インターネットを使って、相場を調べて頂き、その相場をもとに多少交渉してみるのがよいと思います。その上で、あまりにも相場より高く、値下げ交渉もできないということであれば、他の行政書士を探すのも一つの方法だとは思います。
<参考>報酬の相場 ※ただし、ご自身でも調べてください。
風俗営業許可申請の行政書士報酬は、店舗の面積によっても異なります。
また風俗営業許可申請のみを依頼するのか、飲食店営業許可申請も含めて依頼するのかによっても異なりますが、
ここでは、例)「20坪の店舗 飲食店営業許可申請+風俗営業許可申請」の場合を考えます。
(安価な事務所) 15万円(税別)
(一般的な事務所)20万円(税別)
(高価な事務所) 25万円(税別)
※ いずれも申請手数料は別途
※安価な事務所と高価な事務所の違いは何かというと、事務所の営業方針も当然ありますが、①スピード、②今までの経験、によって異なっている傾向があります。特にあまりにも安価な事務所は、経験がないため、安くしている可能性も高く、依頼したにもかかわらず、申請に相当の時間がかかったり、場合によっては、申請受理されないということもありますので、ご注意ください。
(懸念点2)年配で偉そうな先生じゃないの?
もう一つの懸念点として、紹介された行政書士と性格が合わないのではないかという心配もあるかと思います。
確かに、以前は警察官上がりの年配の行政書士の大先生が歌舞伎町を仕切っている傾向にありましたが、最近は若返りの傾向があります。
もちろん、人間同士ですから、合う合わないというのはあると思います。
紹介されて、合わないと思ったら、別の行政書士を探すのも一つの方法だとは思います。
2,紹介された方が合わない場合や紹介されなかった場合
インターネットで検索して探すというのが、もう一つの方法です。
ネットで風俗営業許可に詳しい行政書士を探す方法についてはこちらの記事をクリック。
3,最後に
以上、風俗営業許可申請の依頼をする行政書士の選び方、探し方を解説しました。
最初に申し上げた通り、不動産会社さんに紹介された行政書士に依頼するのが、一番早くて、手っ取り早いとは思いますが、①紹介してくれなかった、②紹介されたが高すぎた、③紹介されたが年配で動きが遅いなどといった場合は、ネットで探すのもありです。
そして、おそらく、この記事を見ている方は、ネットで探しているのだと思いますので、最後に幣事務所のご案内です。
幣事務所は、歌舞伎町中心に風俗営業許可申請手続きを行い、10年目になる風営法専門の行政書士事務所です。
また、冒頭申し上げました、歌舞伎町の不動産業者さんから紹介される行政書士事務所の一つでもあります。
申請の速さはトップレベルですので、行政書士をお探しの方は、選択肢に入れて頂けると幸いです。
新宿行政書士事務所 03-6675-9016
(電話による相談は無料です。報酬受領後、申請不許可の場合は、全額返金致します。)